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待ち合わせ場所にあらわれた彼女はバッサリとショートカットに。
「ずいぶんわかりやすく心の整理がついたなぁ（笑）」
「フフッ似合いますか？」
「似合う似合わないは別として、ショートカット好きなんだよオレ」
「何それー。ちゃんとホメてくださいよ」
そんなしょーもないやりとりしながらも、すっかり吹っ切れて表情も明るくなった彼女に見とれてしまってました。
こんな彼女とセックスしたかったなぁ。

「どうしようか？お酒はいらないほうがいいか？何か決めてきたんだろう。」
「・・・そうですね。」
というわけで近くのファミレスへ。

まず始めに心配かけたのとお世話になったということでバレンタインのチョコをいただきまして、
「おかげさまで彼と別れることができました。」
深々と頭を下げる彼女。
「オレは何かしてあげた覚えはないよ。」
「うん。私が勝手にOOさんのおかげって思ってるだけです。」

その彼と別れたんで、そんじゃぁ改めて私と新たな不倫関係に・・・なんてなるわけない。
その清算は私との清算も意味します。
惜しい気もしますが、ここはひとつ大人になって彼女の新しい旅立ちをおとなしく見守ってあげることにします。

・・・ただ、この娘は同じことをくりかえしてしまうような気がしますが・・・